白い黒猫の小屋

思ったことを書くだけ

きっぷ入れ(1074文字)

「座席のミニポケットをご利用の場合は、きっぷの取り忘れにご注意ください。」は九州に住んでいる人間ならば耳に馴染みがあるだろう。

JR九州でのアナウンスである。

 

私はこのアナウンス、あるいはそれにちなんだとでも言うべきだろうか、そういった文化が大好きだ。

 

理由を話そう。

 

きっぷ入れ、どこに直したか考えなくていいから良いよね。とか、そういうのもあるけど。

大きい理由は別にある。

古くから日本人は(日本人に限らないかもしれないが)、協力的というか、集団重視というか、なんとなくそんなイメージがある。

異論反論は認める。でもまあ事実は置いといて、そういう考えの人多いじゃん?

要は平和的ということよ。

 

きっぷが無ければ改札を通れないのだから、きっぷは大切なものだ。

逆に言えば、無賃乗車の人も、きっぷを奪ってしまえば問題なく改札を通ることが出来る。

 

そんな大切なきっぷを誰でも取れる場所に置くし、もっと言えばそのまま寝ている人もいる。

この文化、まあ言わば他人を信じる文化が好きだ。おまえら大好き。

 

しかし、他人だとか、客を過剰にヨイショする(という表現が正しいかは微妙だが、)文化にはもううんざりである。おまえら大嫌い。

 

先日、某つぶやく系SNSで見かけたものに、うちの職場では「黒で、装飾がなく、5cm程度の、パンプス」を強制させられてるっていうのがあった。そこまでせなあかんのか。と思う。

なんか伝統だの何だのにすごく左右される社会なのだとも思う。伝わってる?

 

そしてな、こういうルール?規則?って、「どーでもいい」って言う人は守らないし、「真面目にしよう」って言う人は守るんやろ。

なんか「真面目で損する」っちゅうのはこのことを言っとるんかいなレベルで的確ですね。

 

さらにはどうせ、守ってない人を見た客があーだこーだ言って、リーダー(?、知らんけど。)に、注意されることになるけど、その話を聞いてるのは真面目な人だけ。おもろいほど悪循環というかデフレスパイラルというか(違う)。

 

あんまり「形式美」とかにこだわらなくていいんじゃないのかね、と思いながら日々生活している。ちょうどこの前の制服の話と一緒。(詳しくは「夏服」。)

 

話が飛びましたね。要はきっぷ入れ好きってことをいいたかったんです。システムとしてね。

利用してない人って悪い人に取られるとか考えてんのかなあ。インタビューしたいですな。

 

ちなみにここまで話してきてなんだが、きっぷ入れは、駅員さんが乗車券確認をしやすいように作ったんじゃね?と個人的に思っている。